財界ふくしま2023年6月号

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

   

 

     750円(税込)

 


■深層レポート
またも、あおぞら保育園で園長による〝虐待、パワハラ疑惑〟が発覚!!

園児の保護者が福島警察署に被害届を提出へ…

本誌では、2年前に福島市の「あおぞら保育園」の園長による園児への虐待、保育士へのパワハラ問題を報じたが、再び、同様の事案が起きた。2年前には、特別監査に入った福島市が虚偽報告や園児に対する不適切な対応を確認したというのに、なぜか、行政処分ではなく行政指導という〝緩い指導〟に留め、県に特別監査の結果を報告もしていなかった。一連の経緯から、今回も行政に真相究明を望むことは出来ないと判断した市民が、福島警察署に被害届を出す事態へと発展した。


インサイドレポート

国の定期検査で指摘された県森連・受託事務の〝怠慢〟

抜本的な組織改革を求める声も

県内17の森林組合を束ねている福島県森林組合連合会(田子英司代表理事会長)で、国の定期検査で改善を求められる事案が相次いでいる。本誌は丹治俊宏専務と遠藤誠寿参事に取材。今後の対応策について聞いた。


■検証レポート
泉崎村が失格業者を落札させた事実を隠蔽!!

村長、副村長が最低制限価格の改竄を指示か?!

公共工事の入札では最低制限価格を下回った時は失格になる。通常は、入札を中止して再入札する事務手続きが取られるが、泉崎村ではその場で最低制限予定価格を書き換え、再び失格した業者が落札するという事態が起こった。村内からは箭内憲勝村長の指示との声も聞かれるなど、泉崎村の行政運営が問われている。


■追跡レポート
鏡石町・元議長「セクハラ問題」の顛末
選挙費用の返済をめぐり〝泥沼化〟の様相も

昨年5月の町議補選で当選した鏡石町議会の女性町議が元議長に「セクハラ・パワハラ行為」を受けた問題は既報通りだが、今年3月、元議長が「セクハラ・パワハラ行為の真実を公表する」としてマスコミに赤裸々な文書を配布。事態が泥沼化する中、本誌は双方の主張を聞いた。


■市町村議選当落直前予想
・伊達郡国見町…今回も無投票か反町長の流れは覆せない?


編集長インタビュー/山崎光悦 福島国際研究教育機構理事長

福島の復興と科学技術立国の再興へ
社会実装と産業化。人材育成で福島に貢献していく


トップインタビュー/村井弘道一般財団法人ふくしま建築住宅センター理事長
来る変革に備え、審査検査業務の研鑽に努める

県民と地域社会の安全・安心に寄与


トップインタビュー/野木正徳(株)日和田ショッピングモール代表取締役社長
災害に強い、防災拠点になるモールをつくる
地域のハブとなる存在を目指して


■特別連載⑥/「福島の自由民権運動」
明治維新(上))
作家 笠井尚


■連載/県内大学リレー寄稿「フクシマの未来像」【第86回】
福島県産品のマーケティングの現状と課題
河野恵伸福島大学農学群食農学類教授

2023年05月04日